お正月飾りの講習会 - フラワーコーディネーター森 由美子のホームページ

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お正月飾りの講習会

 

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 2014年12月29日、例年のように、お正月飾りの講習会を行いました。

 

 まず松竹梅の花飾りを制作しました。青竹の筒に松と梅を活け、美しい赤い実の南天と、つややかな緑の葉の椿を挿し、大ぶりのキク3輪とコギクでまとめてみました。

 

 

  

 

 左: 梶本有希子さん制作

 

 次にテーブル花を制作しました。

 

 10㎝以上もあるコケ玉風の丸い器コケマルポット)を平皿に乗せ、まわりに小石を散らしました。冬の季節にオーストラリアから輸入される実のついたユーカリの枝とオレンジ色のバンクシアの花を中心に、黄色のオンシジューム、ガマズミを差し入れ、庭のマンリョウも仲間入りをさせて、お正月らしさを出しました。

 

 

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              コケ玉風の器(コケマルポット)と平皿      参考作品

 

 続いて、苔玉のテーブル花を主役として、お茶のテーブルを参加者の皆様とともにセッティングしました。

 

 松竹梅の花飾りの背面にある藍染めのタペストリーに雰囲気を合わせて、テーブルの中央に藍染めの横長の布を掛けわたし、中央部にお菓子を、両側に苔玉飾りを配しました。今回のお正月のテーブル・セッティングは、オーストラリアの植物を使いながらも、和の雰囲気を醸し出し、「人の和(輪=きずな)」の象徴である“丸”をテーマにしてまとめてみたものです。                                       

 

 

  お菓子は、中央の篭に入った青山・桃林堂のめでたい小鯛焼き、手前の埼玉・川口名物の焼き物(参加者の手土産)、不老長寿の伝説にちなむという金沢の菊花せんべい、吹き寄せなどが並んでいます。

                                                                              

 イギリスのアンティーク家具であるテーブルの美しい木地も目にふれるようにセッティングしたものが、右の写真です。親しい人とのお正月の団欒にどうぞ。         

   

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    花飾りは左:波多野容子さん、右:横山敏江さん制作

 

  今回使いましたオーストラリアの植物―ユーカリとバンクシアについての思い出は、2000年のシドニー・オリンピック直後に、同好の方々とご一緒した西オーストラリアの花の旅です。西オーストラリアが世界中でもまれにみるドライフラワーの宝庫であることを知ったのは50年ほど前のことですが、実際にその地に踏み入ってみてユーカリの美しさや、珍しい花々の多様さ豊富さに感動しました。

 

 右はその折に買い求めたオーストラリアの植物図鑑です。バンクシアだけでも多種多様であることが分かります。本の左上に乗っているのは、いまから16年前にアレンジメントに使ったバンクシアの花が自然乾燥したものです。                                                                      

  

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 講習会のあと、孫の清(6歳)と和(3歳)が遊びに来ました。あり合わせの花材を使って、2人でお正月飾りのアレンジメントに挑戦しました。その折のスナップをご紹介します。

 

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  清制作のお正月飾り

 

     和制作のお正月飾り

 

 日本の幼子たちが、平和な日本でのびやかに育ちますように、美しい自然からの贈り物に感動する心を持ち続けられるように、年頭に当たり切に願います。

 

 昨年は皆様に大変お世話になりました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

                                   2015年(平成27年) 元旦  森 由美子